太陽光発電・LED照明でエコな生活

LED照明実用化の裏にあったドラマ

LED照明とは、「発光ダイオード」を使用した照明のことです。
この発光ダイオードは、長年、液晶ディスプレイなどへの応用が期待されていましたが、なかなか現実にはなりませんでした。

というのは、液晶などでに活用するには「三色」必要なのです。「光の三原色」というやつですね。「赤、青、緑」です。
この三色がそろわなければ、フルカラーの画面はできないのです。

この三色のうち「赤」は早くから開発されていました。
が、青と緑はまだでした。

そして、緑は青を開発しないと出来ないものだったので、「青色」の発光ダイオードの登場が待たれていました。
が、この技術は開発が困難なため、「20世紀中には無理」と言われていました。

が、それを20世紀中に成功させてしまった日本人がいます。
中村修二さん(現カリフォルニア大学教授)方です。

中村さんは徳島大学の大学院を卒業し、地元企業である日亜化学工業に就職しました。
ここで青色発光ダイオードの研究に取り組むのですが、何しろ徳島という地域のため、必要な実験材料が手に入らなかったりと、他の研究者に比べ、かなり不利な環境にあったようです。

そんな中で中村さんが青色発光ダイオードの開発に成功したのは、「着眼点」のよさが理由でした。
当時、ダイオードの研究は「セレン系」「ガリウム系」に分かれていました。

そして、ほとんどの学者は「セレン系」に向かっていました。
「ガリウム系」はすでに研究し尽くされ「もう終わった」と思われていたからです。

が、中村さんは「あれだけ優秀な学者たちが研究しても成果が出ていないのだから、セレン系だって有望とは言えない。
むしろ、みんなが終わったと思ってるガリウム系から、

もう一度探してみた方がいい」と考え、その中でも特に、窒化ガリウムに着目しました。
そして、それが功を奏し、奇跡的な発見をすることが出来たわけです。

このように、チャンスはえてして「皆が行かない場所」に転がっているものです。
「右に倣え」は賢いようですが、ある意味賢くないのかも知れません。馬鹿呼ばわり、ドン・キホーテ呼ばわりされる道を歩む人こそ、本当に賢い人なのかも知れません。

最近では、太陽光発電を電源としたLED照明なんてものもあるそうですね。
太陽光発電システムと組み合わせてさらにエコな生活ができそうです。

蛍より美しい人口の蛍、LED照明

私は2階に住んでいるのですが、庭のある1階部分に住む義弟は夏が近づいてくるにつれて、バーベキューの頻度が上がり、 高級ホテルのプール並みの七色に色が変化するLED照明が美しい庭の自作プールで夏(まだ春だが)を堪能している。
プール横にある庭部分には小さな小道があり、その小道に沿って芝生にLED照明の光の棒が刺さっている。

昼間にこれを見たら、まるで長いマイクか、黒いつくしが点々と庭にあるだけだが、夜には小道を彩るあやしい光となっている。
日本では蛍といえば、綺麗な水があるところに繁殖するイメージがあるが、なぜかここ南米では芝生に繁殖する。
そういう種類のものなのでしょうか。

芝生は珍しくなく、どこにでもあるので夏になると割とたやすく蛍を見ることが出来る。
しかし義弟の庭は出来たてだし、芝生もホームセンターで買って来て敷き詰めた新参者でありますから、蛍の卵があることはまずありえない。

でも蛍よりもきっとあの黒いつくしのLEDの光の方が彼には魅力的なんでしょう。
プールサイドでごろりと転がってうっとりと光を見る様はちょっとナルシストをイメージさせるくらいであります。